札幌の繁華街にある観覧車のついたランドマーク的存在の商業ビル、「ノルベサ」をご存知だろうか?
「ノルベサ」という名称はフランス語で「北の」を意味する「Nord(ノル)」と、北海道弁の「べさ」が合わさったもの。
札幌の新しいランドマークとして、2006年に華々しくオープンしたものの、現状はどうなっているのか? ミク廃の視点からシビアにレポートする。
どうしてこうなった? 北海道No.1のアキバ系グッズビルに!!
観覧車がある以外に何があるのか初見ではわかりにくい(個人的に)などの理由があってか、2006年の開業当初は来客数が伸び悩み、多くのテナントが撤退するなど閑散とした時期もあったという。
しかし、2018年現在では「まんだらけ」や「ジャングル」などの秋葉原でも展開する大型アニメグッズ系ショップが入居している。外見からはわかりにくいが、アニメやゲーム系グッズが札幌で一番手に入りやすいビルとなっている。
さらに、2018年夏には秋葉原など道外でも数店舗展開する大手アニメ系ショップ「駿河屋」が北海道発上陸として、ノルベサ内に新規オープン。
ノルベサにはご当地だけあって、珍しい雪ミクや初音ミクのグッズが店頭に並ぶことがある。価格も秋葉原のそれよりも、だいぶリーズナブルで見逃せない。
毎年開催される雪ミクコラボイベント
このビルは冬になると雪ミクとコラボしたイベントが行われる。
観覧車は雪ミク仕様となり、内容は年ごとに変わる可能性があるが、過去には4Fのネットカフェ「アイ・カフェ nORBESA店」で限定の雪ミクマグカップが配布されたことがあった。
北海道ローカルのゲームセンターチェーンであるスガイディノスでは、「ハッピー雪ミク祭り」というSNOWMIKUとコラボしたイベントが行われるのか恒例。
5Fに入居するゲームセンターの「ディノスパーク ノルベサ」や、6Fのボーリング場「ディノスボウル ノルベサ」で缶バッジやカレンダーといった限定の雪ミクグッズが配布されるなど、ミクだくさんな内容となっていた。
ノルベサへの行き方
札幌市営地下鉄、札幌市電のすすきの駅が最寄。大通公園や狸小路をすすきの(南側)にふらついていたら見つけることができるだろう。
道内在住の方はもちろんのこと、旅行やビジネスで札幌に行った場合でも立ち寄りやすい立地のため、「札幌(北海道)にも秋葉原がある」ということを知っておくて、よりミクミクした札幌ライフが過ごせることは間違いないだろう。
ノルベサの住所 : 北海道札幌市中央区南3条西5丁目1-1