Googleレンズというスマホアプリをご存じだろうか?
様々な機能があるが、代表的な使い方はスマホのカメラで写したものを即座に画像検索すること。
画像検索とは、画像の色や形などの情報を元に関連した情報を検索することができる機能である。
よくある使い方の例として紹介されるのが、知らない名前の花を撮影すると花の名前を調べることができる・・・というもの。
「図鑑で調べるよりも早いからすごいなぁ」とは思ったものの、個人的にはそんなに使う機会があるとは思えないアプリだったので放置していた。
ところが、ふと「Googleレンズでミクを撮影したらどうなるのだろう?」という謎の好奇心が発端となったのが今回の企画である。
ミクらしきものをGoogleレンズで撮影してみる
こちらは当サイトでもお馴染みの「みくりすたる☆」さん。
すごっ、一発で初音ミクと検索できている。さすがに「みくりすたる☆」とまではドンピシャで出ないが大したものである。
ショッピングのタブをめくると全く同じ「みくりすたる☆」さんの商品が検索された。Googleレンズを使えば、街中などで見かけたフィギュアと同じものを探したり、商品名などに目星を付けることができそうだ。
ちなみに、何回か撮影してみたが、フィギュアなどの立体物の場合、Googleレンズはあくまでも平面情報として検索するため、ポーズや角度を変えて撮影するのがうまく検索するコツになりそうだ。
ミクの付箋をGoogleレンズで撮影してみる
次はミクはミクでも、いつしか買った付箋になっているミクを撮影してみた。
さすがに、ミクのグッズは世間に大量にあるため、全く同じ商品は検索できなかった。商品を検索する場合は、可能であればパッケージ正面を撮影した方が画像検索でメーカーの公式ページなどがひっかかる可能性が高そう。
ちなみに、iPadやiPhoneの場合はGoogleアプリという名称のアプリにGoogleレンズの機能が実装されているようだ。
雪ミクのぬいぐるみをGoogleレンズで撮影してみる
次に試したのは、立体物の雪ミクちゃんのぬいぐるみ。
形状が固定されているフィギュアや2次元のものと違って、ぬいぐるみは難易度が高そうな気もしたが、とりあえず「初音ミク」とまでは検索できた。
さすがに、初音ミクか雪ミクかの判断は現代のテクノロジーでは難しいようだ。
ショッピングのタブをめくると、おおっ、ちゃんと雪ミクのぬいぐるみが検索されまくっていた。
しかも、左下に全く同じタイプの雪ミクのぬいぐるみが表示されていた。この雪ミクちゃんは、現在は中古でしか流通していないはずなので、中古のキャラクターグッズを探す場合にもGoogleレンズは有効ということだろう。
初音ミク以外は検索できるのかという疑問も・・・
ここまでは身近にいる初音ミクという、世間的にもメジャーなキャラクターで試してみた。
かなりの精度で初音ミクだと見分けてくれたものの、初音ミクは緑~青系のロングツインテールという、人間が見ても、おそらくは機械からしても、かなり特徴的な外見をもつキャラクターである。
もしかしてGoogleレンズにとって、たまたま難易度が低いキャラクターだったのでは? という疑問も湧いてはいたので、他のキャラクターでも試してみることにした。
真美(フィギュア)も一発OK
こちらもお馴染み、アイドルマスターシリーズから双海真美さんなものの、一発OKだった。
関連商品やキャラクターの説明なども検索できるので、知らないキャラクターの名前を調べるのにもGoogleレンズは役に立つだろう。
いおりん(ポスター)も一発OK
同じくアイドルマスターシリーズから「いおりん(水瀬伊織)」をポスターから検索。こちらも一発OKだった。
立体物でも平面物でも、検索に支障はないようだ。
キズナアイのぬいぐるみも一発OK
続いては、キズナアイのぬいぐるみで試してみた。
ぬいぐるから公式イラストとキズナアイの名前がドンピシャで一発検索できた。
こうなると、なんでも画像検索できるような気がしてきた・・・。
沖縄ご当地VTuber「根間うい」ちゃんも一発OK
Googleレンズは萌えキャラの検索が非常に得意だということがわかったので、少し難易度を上げてみることにした。
沖縄ご当地VTuberの根間ういちゃんのポストカードを少し角度を付けて撮影してみた。沖縄県内の特定の場所だけで配布されている結構レアなポストカードなのだが・・・。
結果は余裕で一発OKだった。
ういちゃんの特長的な髪形と公式の衣装によって、ういちゃんだと一発判別したのだろう。
オリジナルのイラストや、あまりネットに出回っていないイラストなどでも、キャラクターの特長が一致していれば検索できるということだろう。
キュアスカイを撮影するもプリキュアの判別だけは苦手?
Googleレンズは萌えキャラ検索が非常に優秀なことがわかったので、これ以上検証する必要はないかな・・・と終わろうとしたとき、ふと試してみたのがプリキュアである。
プリキュアは人数が多いので、かなりのファンでないと人間でも名前を覚えきるのが難しい。
検証したのは「ひろがるスカイ!プリキュア」のグッズに載っているキュアスカイ(ソラちゃん)だ。
あっ、間違えてる! (笑)
7連勝してきたGoogleレンズがキラキラ☆プリキュアアラモードと誤判定しているのだ。
左下に「ひろがるスカイ!プリキュア」のロゴもあるが、Googleレンズは文字を読み取る機能も実装されているものの、デザインされた文字だと読み取るのが難しいのだろう。
検証結果は90%程度の精度! プリキュア以外はほとんどOK
今回はGoogleが提供している無料のスマホアプリ「Googleレンズ(iOSの場合はGoogleアプリに実装)」を使って、萌えキャラをどの程度、見分けられるのかを調べてみた。
結果は7勝1敗で87.5%の精度だった。サンプル数が少ないが、実に9割程度の精度で萌えキャラを見分けられることがわかった。
スマホにGoogleレンズ(Googleアプリ)を忍ばせておけば、街中などで見かけた知らないキャラの素性を知ることができるかも!?
留意事項、免責事項
記事中の引用画像はGoogleレンズの検索機能によるもので、当サイトにて一部の内容に画像加工をしています。著作物、商標等の権利は各権利者に帰属します。
検証結果は独自調査によるものです。機能等の詳細はあくまで記事執筆時点のものとなり、同様の結果が常に得られることを保証するものではありません。