2019年9月28日~29日に東京ビッグサイトで開催の「2019第59回全日本模型ホビーショー」で初音ミクさんの新作プラモデルなどが展示された。
全日本模型ホビーショーは、日本プラモデル工業協同組合が主催するイベント。ガンダム等のプラモデルやラジコン模型、鉄道模型などの展示がメインだが、美少女フィギュアや美少女系のプラモデル、ドールなどの展示も行われる。
今回、とある筋から招待チケットを頂いたので、早速、ミクさんの取材に行ってきた。他の展示物と共に紹介したい。
やはり多いラジコン、ミニカーなどの乗り物系
このイベントで一番多い展示物は、ラジコンやミニカーなど、クルマやバイクの模型的なもの。

この手のミニカーや、もう少し大きいラジコン的なクルマの展示は非常に多い。会場のおよそ半分くらいは乗り物系である。
おそらくクルマにカテゴライズされる(?)であろう、戦車の模型とかは見ていて割と楽しい。
各所で来場者参加による、白熱したラジコンレースが行われていた。
模型趣味の世界では、クルマというのは非常にメジャーなジャンルなのかもしれないが、クルマの模型展示は想像以上に多かった。きっとクルマが好きな人なら、何時間でも見ていられるのではないだろうか。
個人的には模型といえば鉄道・・・と思ってしまうが、鉄道関係もクルマほどではないものの、いくつかのブースで展示されていた。
BANDAI SPIRITSブースの初音ミクさん
全日本模型ホビーショーの展示ブースは「乗り物系」と「乗り物系以外」に大きく2分割することができる。

「乗り物系以外」の展示ブースにおいての中心的存在であり、また会場全体としても最も大きなブースがBANDAI SPIRITSのブースである。そのブースの会場中心付近から見た時のセンターポジションには、なんと初音ミクさんのプラモデルが展示されていた。

この「Figure-riseLABO 初音ミクV4X」はバンダイから2019年12月に6,600円(税込) で発売される予定のプラモデル。製品の詳細は下記公式サイトに掲載されている。
ちなみに、このミクさんプラモデル、ブース正面のショーケース内に1体ある以外にも、近隣の展示場所にショーケースに入っていない状態の“生ミク”さんも展示されていた。つまり、2ミク体制で展示されていたことになる。

ホビー系イベントであっても、決して美少女系グッズが主役ではない、全日本模型ホビーショーというイベント。
ラジコンやミニカー、ガンプラがメインの硬派なイベント(?)において、ミクさんの存在は会場全体に初夏の木漏れ日のような、柔らかくて優しい潤いを届けていたと言えよう。
イメージガールは「ラブライブ!」の南ことり
第59回 全日本模型ホビーショーではイメージガールが設定されている。
今年のイメージガールは、ガンダムなどを手がけているサンライズ制作によるアイドルアニメ「ラブライブ!」の南ことりが就任している。

ラブライブ!のファンは通称ラブライバーとも呼ばれるが、一部のラブライバーによる過激なファン活動が過去に問題となったことがある。
しかし、今回のイベントにおいては、特に目立った混乱はなく、限定ポストカードの配布も行われていたものの、ラブライブ!関連のブースは閑散としているようだった。

こちらはフォトブースでも使われているイメージの「南ことり」のプラモデル。初音ミクさんプラモは2体での展示体制だったが、イメージガールの南ことりは1体のみ。だが、特に鑑賞待ちの人たちで混乱するという様子は見受けられなかった。
その他の美少女関連ブース
このイベントでは少数だが、秋葉原界隈でお馴染みの美少女系フィギュア、ドールの展示も行われていた。一部を以下に紹介する。
アゾンインターナショナル
秋葉原系の美少女グッズ界隈でお馴染みのアゾンインターナショナルのブースでは、同社が展開しているドールの展示が行われていた。


青島文化教材社
プラモデルやミニカーなど幅広いホビー商品を展開している青島文化教材社のブースでは、アイドルマスター ミリオンライブ!から我那覇 響のフィギュアが展示されていた。

同社からアイマスシリーズのフィギュアが出ることは珍しいが、このクオリティで他のキャラ展開も期待したいところ。
メガハウス
メガハウスブースでは同社が展開するデスクトップアーミーシリーズなどが展示されていた。
『Re:ゼロから始める異世界生活』×『デスクトップアーミー』コラボのエミリア、ラム、レムは、発売日、価格ともに未定。