北海道の道東地区で太平洋側に位置する釧路市。人口約17万人と道内5番目(記事執筆時)の規模を誇る港町だ。近隣には国内有数の自然が残る釧路湿原があり、タンチョウも舞い降りる。
しかし、萌えグッズ的な視点で見ると隣接する釧路町(釧路市ではない)の方が充実していると言えるだろう。
今や釧路町木場は地域最大級の商業地
釧路市もかつてはJR釧路駅前から幣舞橋にかけてのあたりが最も栄えていた。しかし、デパートが廃業したりとドーナツ化現象が進む。
近年は駅前の中心地区の再開発も進んでいるので今後に期待したいところだが、中心地区を抜いて、最近この釧路地域の地価1位となったのが釧路町木場なのである。

ここは地理的には釧路市に隣接していて、釧路駅から徒歩30分〜程度と、健康な人なら歩いてくることも可能。
今回の企画では釧路地区最大級の商業地で、道東のアキバとも言える釧路町木場の萌えグッズ取り扱い店を紹介する。
ホビーオフ 釧路町木場店
釧路市側から向かうと道路の右側にある。オフハウス、ハードオフと合体している店で、ゲーム、CD、楽器、古着なども扱っていて多彩。ここだけで小さい秋葉原と言っても良いだろう。
店舗中央付近にはフィギュアを中心とした萌グッズコーナーがある。
秋葉原で言うと中型店舗くらいの品揃え。どこから入荷しているのかはわからないが、初音ミクなど主要キャラクターのプライズものフィギュアや、ねんどろいどなどが棚に並ぶ。
一番くじなどの小さいフィギュアや、カプセルトイ系のグッズも多い。
値段設定だが、ものにもよるが秋葉原はもちろん、関東の地方店舗より安い場合が多い。商圏が全く異なり、入荷経路が違うのが関係していると思う。
例としては、アイドルマスター シンデレラガールズの北条加蓮のフィギュアだが、秋葉原だと2,000円くらいのものが300円で売られていた。値段設定は別物と思って良い。
アニメイト イオン釧路
ホビーオフからだと北側に向かい、道路左側のイオン釧路店2Fにある。
編集長は沖縄にある日本最南端かつ最西端のアニメイトにも行ったことがあるが、このアニメイトは日本最東端である。
店舗の規模としては、あくまでイオンのテナントなのでそれほど大きくはないものの、道東では貴重な新品系の萌えグッズが買える店だ。
1Fは釧路グルメや充電スポットもあり
萌えグッズもいいが、お腹が減っては満足に店を回るのも難しいだろう。だが、そこは安心して欲しい。

このイオンの1Fは釧路グルメが集結しているのだ。近隣にある白糠町の道の駅グルメで有名な「むーんらいと・この豚丼」や、スパカツの代表的な店舗である泉屋もある。
また、2019年秋頃にフードコートが一部リニューアルして、ノートPCやスマホなどを充電できるコンセントが一部客席に設置された。旅行中での利便性が高まったと言えるだろう。
釧路町木場は萌グッズや釧路グルメなど盛り沢山のアキバ!
北海道の道東地区で萌グッズが手に入りやすい場所として、釧路町木場を紹介したがいかがだっただろうか?
ホテルは釧路駅前に集中していて、残念ながらこの地区にはないが、同じ地区や近隣にはネットカフェが2店舗ほどある。ナイトパックなどを利用して、どっぷり萌に浸かったりもできるだろう。
道東や釧路方面を訪れることがあったら、旅行者でもぜひ足を運んで欲しい場所が釧路町木場なのだ。参考にして頂ければ幸いである。