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【音圧】DTM初心者に必ず役立つ、音圧アップのためのオススメ書籍3選!!

【音圧】DTM初心者に必ず役立つ、音圧アップのためのオススメ書籍3選!!

DTMには様々な制作工程があるが、一人で曲を仕上げるために避けて通れないのが「音圧」に関わる知識だと思う。

音圧とは、正確な解説は書籍等に任せるとして、独自に噛み砕いた説明をすると「どれだけ目立つ音成分を出せるか」である。音圧の高い曲は「目立つ音成分が多い曲」とも言える。音楽プレーヤーなどで同じボリュームの値で聴いたとしても、より音圧の高い曲の方が楽曲全体が大きく聴こえる。

CD登場初期と、90年代後半の「音圧戦争」時代の曲は音圧が別物

CDが出始めた80年代~90年代前半の曲は音圧が低かった。およそDTM初心者が自分なりに頑張って仕上げた曲と、同じ程度の音圧だと思う。

音圧が低いと何が悪いか? というと特に何もない。ショボイわけでもないし、音質的に不利になるわけでもない。各人が聴きやすいボリュームに調整すれば良いだけなのだが、商品としてアルバムに収録されたりすると、曲ごとに音圧が違うのでは聴く人に余計な操作をさせてしまうので、良くないと言えば良くない。少なくとも商品としてはそうだ。

古い曲のベスト版などではそういったことも稀にあるが、一般的にはマスタリングの工程で音圧はプロによって同じ程度に調整される。

ラジオや店内BGMでも音圧が高い方が目立って聴こえるので、セールスを意識しないとならないプロのミュージシャンは、特に音圧を気にする。90年代後半~00年代前半くらいにかけての日本のJ-POPシーンは「音圧戦争」と言われるくらいに過熱していた。極限まで音圧を上げた結果、耳障りな曲も少なからず存在してた。

2018年現在は音圧戦争の頃よりはだいぶ落ち着いたが、スマホやネット上など様々な場所で他の曲と比較されつつ視聴されることが多くなった。やはり、他人に聴いて貰うことを意識するならば、一定以上の音圧は必要不可欠と言える。

音圧を上げる一番シンプルな方法

詳しくは記事の最後に紹介する書籍で学んで頂くとして、10冊くらいの音圧関係の書籍を読んで色々試した結果、どの書籍も共通して言っているのは「イコライザー(EQ)」+「コンプレッサー or マキシマイザー」を適切に使うことだ。残念なことに、音圧はマキシマイザーだけでどうにかなるものではない。

いずれもDAWに必ずと言っていいほど付属しているメジャーな機能だが、使いこなすとなると経験や試行錯誤が必要。適切な音圧のある曲は、初心者がサクっと作れる・・・とはいかないと思った方がいい。

歪んだギターの音やシンセバリバリなパートなど「耳障りな音線分」を多くすれば音圧が高いように聴こえる。ただ、それだと「耳障りな曲」に仕上がってしまう場合もあるので、プロが作るような「耳障りじゃないけど、音圧が高い曲」にたどり着くには、それなりの道筋を描く必要があるだろう。

しかし、ぶっちゃけて言うと、スタジオ並みのスピーカーなどの音響装置がない一般家庭では、割と限界がある作業だったりもする。音圧は大事だが、すべてではないので、妥協もそれなりに必要だ。

それでも「プロの8割」程度の音圧を目指すことなら割りと簡単。筆者はDTMのやり始めで音圧が全く稼げなかったころ、下記の書籍などで学んだ結果、「プロの7~8割」くらいの音圧は割りと簡単に稼げるようになった。

初心者にオススメの音圧アップ本3冊!!

手っ取り早く音圧の知識、技術を身に付けたい方は必読な書籍を3つだけ厳選したので、音圧に悩むDTM初心者の方は参考にして頂きたい。

初心者向けで定番の音圧本

近年の音圧界隈では人気の本。専門用語が多い他の書籍と違って、エッセイ風で読みやすいし、確かにサクっと音圧が上げる理屈がわかるオススメ書籍。特にDTMに限定したものではないが、生録音と併用している方にも役立つ書籍。

コンパクトで読みやすいステップアップ式

そのまんまのタイトルだが、音が大きくなる理屈が事細かに説明されている。本人のレベルに合わせて段階を追って解説していくので、初心者の方でも身につきやすい。全部学べばプロ級(?)の技術が身につくかも。

ミキシングを学ぶと音圧も上がる(!?)

音圧というのはそれ単独の技術ではない。ミキシングなど他の工程に密接に関わっているので、ミキシングを学ぶこと=音圧を学ぶことにもなる。ミキシングを学ぶのが近道となる場合もあるので、広い範囲の知識を身につけるのも大事だ。

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