AmazonのKindle Unlimitedというサービスをご存じだろうか?
Kindle UnlimitedはAmazonで販売している電子書籍が月額980円で読み放題になるサービス。
しかも、AmazonやKindle Unlimitedの過去の利用状況にもよるものの、初回1か月分が無料になったり、「昔使ってたけど解約したなぁ・・・」という人でもたまに使おうとすると2か月分が99円で利用できたり、超おトクなキャンペーンをよくやっている。
そんな超おトクなKindle Unlimitedは読み放題に対応しているタイトルとそうでないものがあるのがネットと言えばネックだけども、今回は独断と偏見でDTMerにオススメできる音楽制作のスキルアップに利用できるオススメ書籍を紹介したい。
各人の利用状況によっては無料期間の条件が異なる場合があるので、実際に登録する場合は画面の表示内容を確認しよう。
クリプトン・フューチャー・メディア公認 初音ミク V4X 徹底攻略ガイドブック 調声からDAWでの曲作りまでがわかる本
最新版の初音ミクNTが発売された今でも使っている人が多い人気の初音ミクが「初音ミク V4X」である。
この書籍は初音ミクの開発元であるクリプトン・フューチャー・メディア公認というだけあって、インストールの仕方から丁寧に解説しているのが特徴。
付属するミク自体の入力ツール「Piapro Studio」と、同じく付属する音楽制作の中心となるDAWソフトの「PreSonus Studio One 3 Piapro Edition」の基本的な使い方を説明している。
初めて初音ミクV4Xを使う人やボカロを使った音楽制作をやってみたい人にオススメできる入門書と言えるだろう。
初音ミクV4Xの本体はこちら
CUBASE PRO 10ではじめるDTM & 曲作り
Cubaseユーザーならこちらの本がオススメ。
一般的なDAWの入門書だと機能や操作方法は細かく紹介している一方で、「その機能って実際どうやって曲作りで利用するの?」という疑問に応えられていない場合が多い。その点、この本だと実際の曲作りの部分まで解説しているのがオススメポイントである。
バージョンが10なのとPROグレードが基準になっているものの、近いバージョンなら基本的な操作に大きな違いはない(新機能などには違いがある)。
イメージを1曲に仕上げる作曲テクニック
ボーカロイドやDAWの基本的な使い方を覚えたら、次に必要になるのがオリジナル曲を作るための知識。俗に言う音楽理論である。
音楽理論を説明した本は無数にあるが、DAWや音楽制作の初心者があまりにも分厚い本を読むのは経験上、他人にはオススメできない。挫折してしまう可能性が高いからだ。
それよりは比較的薄めの本で、実際にDAWに入力しながら理解できるような本の方が良いと思う。この本の場合はDAWに入力しやすいように譜面だけでなくピアノロールも載せてあるので、試しながら理解することができるのではないだろうか。
いちばんやさしい作詞入門
作曲に比べると作詞は日本語で作れるぶん、初心者でも何となく作れてしまうのも事実。
しかし、他人が何度も聞きたくなる曲や名曲と呼ばれるものを作ろうとすると、専門的な作詞の知識はないよりはあったほうがよい。
Kindle Unlimitedで読める作詞関係の本の中からこちらをチョイスしてみた。
音圧アップのためのDTMミキシング入門講座!
サンプル楽曲を作ったり、自分でオリジナル曲を作るとまず全員ぶち当たるのが音圧やミキシングの問題。
市販のCDやプロが作った楽曲に比べて、なんだか音の迫力がない。メーターは振り切れているのになんで? なんで? という事態に陥るのだ。要は音圧が足りていないからである。
この本では初心者向けに音圧を上げるためのテクニックが紹介されている。音圧に正解はないので永久に答えを探し続ける可能性もあるが、初心者がぶちあたる音圧に対する当面の悩みは解決できるであろう。
まとめ 無料期間を活用してグーンとスキルアップしよう!
今回紹介したKindle Unlimitedは無料期間だけで使えばホントに全ページ無料で使えるサービス。
DTMの専門書籍は何冊も買うとお金がかかってしまうけど、うまくサービスを使えばお金を使わずに気楽にスキルアップに取り組むことができる。Kindle Unlimitedを使ったことがないDTMerはぜひ試してみよう。
免責事項
当ページで紹介したサービス、商品は記事執筆時の情報であり、価格が変更されたり条件が変わる可能性があります。利用の際はご自身でその時点の内容をご確認ください。