
房総半島に光る千葉県の県都、千葉市。この千葉市に2018年8月10日から初音ミクのモノレール「MIKU FLYER」が導入されたので乗車レポートをお届けする。
なお、一部ネタバレ要素(?)を含むため「実際に自分で乗車して確かめたい」という方は、以前書いた下記の記事をおすすめする。
発車メロディー、戸閉時のアナウンス(動画)
発車メロディーは「マジカルミライ2018」メインテーマ曲「グリーンライツ・セレナーデ(発車メロディーアレンジ)」、戸閉時のアナウンスは初音ミクのボイスが全駅で使用されている。
車両デザイン (外観)







車両デザイン (内装)


4つの駅に設置されたミクの等身大パネル
千葉都市モノレールの千葉みなと駅、千葉駅、都賀駅、千城台駅の改札内にミクの等身大パネルが設置されている。撮影や閲覧には、どの駅でも改札内に入る必要がある。
列車は10~15分間隔程度で運行しているが、千葉駅から終点の千城台駅には30分程度かかるので、時間に余裕を持って周る方が良いだろう。
千葉みなと駅
千葉駅
都賀駅
千城台駅
1泊2日の「お泊りMIKUツアー」もおすすめ

千葉市は東京近郊の都市としてはホテルの価格帯がかなり安め。日によっては千葉駅徒歩5分以内でも3千円~4千円程度で泊まることができる。
MIKU FLYERでの駅巡りや周辺観光もじっくり味わいたい!!という場合は1泊2日程度の日程とするのも良いだろう。
今回の取材では千葉駅徒歩1分の「ホテルサンシティ千葉」を利用した。手ぶらで宿泊可能なアメニティ完備のうえ、通常料金のみで12時チェックイン~12時チェックアウトが可能。千葉でのMIKU旅を満喫することができるだろう。
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駅巡りに便利なフリーきっぷ

千葉都市モノレールでは平日日中と、土日に終日使えるフリーきっぷが販売されている。2~3回乗ればすぐに元が取れるので、駅巡りの際はできるだけ利用した方がよいだろう。
ホリデーフリーきっぷ
大人620円 小人310円
土曜日、日曜日、祝祭日などに終日有効
お昼のお出かけフリーきっぷ
大人620円 小人310円
平日10:00〜18:00 に有効
MIKU FLYER導入の経緯
初音ミクの公共交通機関としては、ミクのお膝元である札幌市の雪ミク電車が有名。本来はミクと関わりがないはずの千葉市がみっくみくにされた経緯としては、マジカルミライの会場が千葉市内の幕張メッセであることに加え、千葉市の市章が初音ミクを意識したものだった、ということが挙げられるだろう。

千葉市の市章は以前より「デザインが初音ミクのシルエットではないか」という指摘があり、千葉市が正式に市章を初音ミクのデザインに変更したという経緯がある。千葉都市モノレールはアニメやゲームなどの美少女キャラクターとのコラボを積極的に行っており、今回、初音ミクとのコラボが行われた形となる。

MIKU FLYERの運行は2018年9月30日(日)まで。期間中でも運転しない日などがあるため、詳細は公式サイトで確認すること。
本記事取材においては、時刻表では日中は運転しない(?)というような表記になっていたと思うが、日中でも1時間間隔程度で運転していた。