【PR】TSUTAYAの雑誌450誌以上読み放題サービス!初回1ヶ月0円!【Tマガジン】>>

【予算1万円~OK】DTM作業に必須!! 初めてのモニターヘッドホン購入ガイド

【予算1万円~OK】DTM作業に必須!! 初めてのモニターヘッドホン購入ガイド

DTMでのミキシングやマスリングにおいて、全体の周波数バランスはもちろん、パートごとの左右の定位や、ノイズ、あるいは“ノイズっぽく聴こえてしまう何か”を解消するために必須となるのがモニターヘッドホンだ。

今回は主に初心者のアマチュアDTMer向けに、実売1万円程度から買えるオススメのモニターヘッドホンをいくつか紹介したい。

なぜ手持ちのイヤホンやヘッドホンではダメなのか?

ヘッドホンと言えば、わざわざ買わずとも、スマホや音楽プレイヤーを買った時などにヘッドホンっぽいものが付いてきたよ! という読者も多いかも知れない。

しかし、それはヘッドホンというよりはイヤホンといった部類のものであるが、音楽制作用というよりは音楽鑑賞用やハンズフリーの通話用に設計されている。しかも、大体の場合はお世辞にも高音質とは言えないショボイ音信なことも多い。

仮に、量販店等で自分でイヤホンやヘッドホンを買って使っているとしても、何となく買った場合は音楽制作用というよりは、音楽鑑賞用として設計されているタイプの製品であることが多い。

音楽鑑賞用のイヤホンやヘッドホンがDTMに不向きな理由

音楽鑑賞用のイヤホンやヘッドホンは、低音が増強されて聴こえたり、ボーカルがクッキリ聴こえるなど、何らかの加工されたサウンドが鳴るように調整されている。

それはそれで耳に心地よかったり、ショボい曲でも格好よく聴こえるメリットがあるので必ずしも悪いことではない。

ただし、音楽制作者側として、ミキシングやマスタリングに使うとなると話は違う。その加工された音質がアダとなって、作業に支障が出てしまう恐れがあるのだ。

モニターヘッドホンを使うメリット

都市部の大きい量販店やもアマゾンや楽天などのECサイトでは、音楽鑑賞用とは別に、DTM用途などを想定したモニターヘッドホンというジャンルの製品が売られている。

モニターヘッドホンは、原音に忠実なサウンドを鳴らすことを使命としてる製品だ。音楽鑑賞用と違い、勝手に低音を増強したり、音の広がりやキラキラ感を増大させたりと、サウンドの状態をヘッドホンの都合で変化させたりはしない。つまりは音楽制作者向けのヘッドホンなのだ。

本格的な製品だから高いのでは? と思った人もいるかもしれない。

しかし、価格帯的には音楽鑑賞用のものと変わらない程度。むしろ音楽鑑賞用の方が高級な素材を使ってたりするものは数十万円以上したりする。モニターヘッドホンの値段もピンキリではあるが、大体1万円程度の予算があればアマチュアDTMerに必要十分な性能のものが買える。

一例をあげてみよう。下でも紹介するが、プロのスタジオでの定番モニターヘッドホンとも言われているSONYのMDR-CD900STという製品ですら1万5千円程度。DTM製品としては、それほど高額というわけではない。価格帯的には初心者でも十分手が届く、気軽な製品ということがわかったのではないだろうか。

音楽鑑賞用としてもイケる、オーディオテクニカ ATH-M30X

このATH-M30Xというモニターヘッドホンは、記事のタイトルを良い意味で裏切るが、実売価格が1万円を切る価格設定。

しかし、高級なヘッドホンも手掛けるオーディオテクニカの製品だけに、作りは非常にしっかりしている。ちょっとやそっと乱暴に扱っても(本当は丁寧に扱った方が良いが)何ともなさそうなほど、しっかりした作りであることに好感が持てる。

このモデルは実際にヨドバシカメラで周辺価格帯の製品と聴き比べして選んだのだが、上位モデルとほぼ遜色がないくらいに、低音から高音まで、原音に忠実に再生できると感じた。

そして、モニターヘッドホンというジャンルでありながら、素直なサウンド傾向なのも特徴。J-POPやEDM系など、音圧高めの電子音楽を鑑賞用として鳴らしても、音楽として破綻することが少ない。

モニターヘッドホンは製品によっては音質のチェック用を想定して、中高域がクリアー過ぎて音楽鑑賞用には向かないこともあるのだが、この製品の場合は鑑賞用にも制作用にも、どっちにも使えるという特徴がある。

また、日本のメーカーなので購入後に不具合や初期不良があったとしても、修理や交換に手間取る心配がないのも、意外と精神衛生的にポイントが高い。ケーブルが長めなので部屋の中で動き回ったりする場合も使い勝手がよく、持ち運び用に折りたたむことができたり、収納ポーチが付属するのもGoodなポイント。

日本におけるプロの音響現場のスタンダード MDR-CD900ST

音楽制作のみならず、音を扱うイベント会場などの音響現場で見ることも多い、日本におけるプロのデファクトスタンダードとも言えるモニターヘッドホンがSONY MDR-CD900STだ。

この製品は完全にプロの業務用を想定しているので、個人向け製品のように保証期間という概念がないなどの違いがある。そのぶん、パーツ交換など後々のメンテナンスが充実していたりする。

サウンドの傾向は「これぞモニターヘッドホン」と言ったもの。細部のノイズをチェックしたり、細かく楽器の音を聴き分けたりする用途に向くと言える。音楽鑑賞用のように長時間のリスニングを想定した心地よい音を鳴らすというよりは、まさに音質のチェック用なのである。

プロも使うヘッドホンを自分も使ってみたいという人は、試してみてはいかがだろうか。

なお、このヘッドホンには音質の傾向を少し滑らかにした兄弟機種とも言えるモデルも存在する。

※本記事の感想等は主観による独自調査によります

ミクDTMカテゴリの最新ミク記事

top