Cubase9以降かつ、Pro、Artist、Elementsのグレードに搭載されている「サンプラートラック」を使って、効果音やフレーズを簡単に作る方法を紹介する。
サンプラートラックとは
wav形式などの好きなオーディオ素材を読み込ませて、即席でMIDI打ち込みができる変化球(?)的なトラック。
ヒップホップやエレクトロ系のジャンルではよく使われるが、それ以外のジャンルでも使い方次第でクリエイティブなことができる。
手順1 オーディオ素材を選択する
例として、Cubaseに付属しているオーディオ素材を読み込ませる。「右ゾーン」にメディアタブを表示させて「ループ&サンプル」から、好きな「サンプル」素材を探してみよう。クリックするとプレビューすることができる。
手順2 サンプラートラックに読み込ませる
気になるオーディオ素材が見つかったら、右クリックして「サンプラートラックを作成」をクリック。
手順3 楽曲に合うように加工する
プロジェクトウィンドウにサンプラートラックが作成され、先ほど選んだ素材が読み込まれているはず。
MIDIでノートを打ち込んでいけば、楽器のように音程を付けて演奏することができる。下側のパネルでサンプルの長さを調節したり、エフェクトを掛けたり、様々な調整が可能だ。再生を反転させたりもできるので、色々といじっていると思いがけない面白い効果が得られるかもしれない!?