『MIKU-Pack』はアスキー・メディアワークスから出版されていた初音ミク専門雑誌である。正式名称は『MIKU-Pack music & artworks feat.初音ミク』と言う。
2012年12月15日に創刊号が発売され、2016年3月15日に事実上の最終号である18号まで出版されていた。
MIKU-Packの内容
号により多少の違いはあるが、書き下ろし楽曲などが5曲程度収録された音楽CDが付属しており、その時その時のミクイベントの紹介、イラスト投稿コーナー、ボカロPや絵師のインタビューが作品掲載などである。
初期の頃はイベント紹介が多かった印象があるが、途中からミクコミックがページの大半を占めるようになった。
MIKU-Pack考察
ネット発の文化である初音ミクが定期的な雑誌コンテンツとして書店に並んでいたのは、ミク史において重要な雑誌であったと言えるだろう。
雑誌以外であれば初音ミクをテーマにした書籍は多数あるものの、タイムリーな話題を届ける雑誌という形で存在していたのは大きな意義があった。