懐かしいレトロな魅力♪ 沖縄で最初に作られた即席めん「オキコラーメン」

今回は沖縄で最初に売られた即席めんとして愛され続けているオキコラーメンを紹介します。

沖縄の歴史に刻まれたオキコラーメンの歴史

オキコラーメンの歴史は戦後の沖縄にまで遡ります。

1954年、後にオキコラーメンの発売元となるオキコはソーメン(乾麺)の製造販売を沖縄で行っていました。

1966年、沖縄の食生活をもっと豊かにしたいとの思いから即席めんの工場を設立し、オキコラーメンが誕生することになります。

沖縄で初となる即席めんであるオキコラーメンは飛ぶように売れたそうで、最盛期には月に250万食も製造したそうです。

ただ、その後に日本本土から競合商品が入ってきた影響で、1998年に製造中止に追い込まれることになります。

しかし、沖縄で復活を望む声が多数上がり、20006年に当時の味を再現しつつ、マグカップに入るミニサイズへとリニューアルした上で復活したのが現在のオキコラーメンなのです。

オキコラーメンはチキン味があらかじめ麺に付けられており、マグカップなどに入れてお湯を注げば、ミニラーメンとして食べることができます。

1つ分が28gなので、2つ～3つ分で一般的な即席麺と同じくらいのボリュームになります。鍋で調理して具材を入れて本格的なラーメンにするのもよいでしょう。

味付けはチキンの出汁が効いたきちんとしたもので、麺自体も予想を裏切るくらいにしっかりしていることに驚くかもしれません。

また、味付けされている麺なので、お菓子としてそのまま食べることもできます。

オキコラーメンは沖縄県内のスーパーのインスタント麺売り場や、街中のお土産店、空港などのお土産コーナーで見つけることができます。価格帯は店舗で買う場合は4つ入りで120～130円程度とリーズナブルなのも魅力です。また、通販で買うこともできます。

昨今、様々な分野でレトロなデザインが人気となっていることもあり、お友達や家族などへのお土産に喜ばれる商品ではないでしょうか。沖縄で見かけた場合はぜひ買ってみてください。