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沖縄限定ボンカレーは1968年当時の『世界初の市販用レトルトカレー』のまま販売!?

ボンカレーと言えば、1968年に発売された『世界初の市販用レトルトカレー』として知られています。

現在では味やパッケージがリニューアルされて『ボンカレーゴールド』などの後継商品が全国的には売られています。

沖縄ではオリジナル版が愛されている

全国的にはリニューアルされたボンカレーが主流な一方、沖縄県では1969年に沖縄で発売された当時の味とパッケージデザインのままです。

しっかりパッケージの裏にも『沖縄限定』と書かれていますが、そのあたりの事情を知らないと「なんで沖縄限定?」と思ってしまうかもしれません。

沖縄限定商品ですが、普通に沖縄県内のスーパーに行けばレトルトカレーのコーナーに並んでいます。沖縄ではレトルトカレー=ボンカレーというくらい人気の商品なので、ボンカレーを扱っていないスーパーはほとんどないと思います。スーパー以外だと、お土産屋さんにも売られているかもしれません。

沖縄では昔ながらの味が愛されている

さて、なぜ沖縄だけが発売当時のボンカレーを未だに販売しているかというと、全国的にはボンカレーゴールドに味をリニューアルされているものの、沖縄だけは昔ながらのオリジナル版のボンカレーの方が売れ行きがよかったからだと言われています。

沖縄は米を硬めに炊く傾向があり、とろみが強いオリジナル版の方が合うというのもあるでしょう。筆者も『沖縄限定のボンカレー』を食べてみましたが、心なしか沖縄の食堂で食べるような昔ながらのカレーの味に似ている気がしました。

沖縄を訪れた際などは探してみてください。通販でも買うことができます。