手軽に新潟名物「タレカツ丼」巡りの旅 ~フードコートからスーパーまで~
新潟ローカルグルメの一つにタレカツ丼があります。
地元産コシヒカリなどのご飯の上に、甘口の醤油ダレで味付けされたヒレカツやロースカツが載っているだけというシンプルで誤魔化しの効かない(?)料理です。米どころの新潟だからこその料理とも言えるかもしれません。
地域によって差はあるものの、全国的にはカツ丼と言えば卵でとじられて玉葱などの具材が入っているのが一般的。スーパーの総菜コーナーでも全国的によく目にするカツ丼も、やはり卵でとじられています。
今回は”手軽に新潟名物「タレカツ丼」巡りの旅”と題して、あえて有名店としてよく紹介されている店ではなく、ふと訪れたショッピングモールのフードコートや、新潟ローカルスーパーで買えるタレカツ丼を独断と偏見でチョイスして紹介してみます。
長岡市 リバーサイド千秋「どんぶり無双」のタレカツ丼
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タレカツ丼のお店は発祥である新潟市の方が多いのですが、長岡市で最大級のショッピングモール「リバーサイド千秋」のフードコートに「どんぶり無双」というテナントが入っていました。
名前の通り、タレカツ丼の専門店というよりは、タレカツ丼を含めた様々な丼ものの料理を提供する店です。
頼んだのはもちろんタレカツ丼。ヒレカツの枚数で値段が変わり、3枚で税込み690円とリーズナブルなのも魅力です。タレカツ丼の専門店だと1,000円くらいからが相場でしたのでリーズナブルに感じました。
味は揚げたてのヒレカツと醤油ダレとご飯が絶妙にマッチしていて美味しい! 形式としてはカツの下に邪魔をしない程度に刻み海苔が敷かれています。好みで紅ショウガなどをトッピングすることもできます。
フードコートに入っているだけに専門店などにありがちな”入りにくい雰囲気”というのは皆無なので、気軽に利用できるのもポイントでしょう。
原信のタレカツ丼
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新潟市では学校給食にもタレカツ丼が出る(?)くらいに親しまれている料理なので、地元のローカルスーパーでもタレカツ丼を買い求めることができます。
新潟にはいくつかローカルスーパーがありますが、その中でも個人的に最大規模とも思えるのが原信というスーパー。新潟市の中心部に近い場所にもあり、24時間営業の店舗もあります。
そんな原信でランチ時間帯にタレカツ丼を買って食べてみました。特長としては予め味付けされたカツとは別に、タレの袋が付いていることでしょう。食べる時にかけることで、べちゃっとなることを防いでいます。ちょっとした工夫ですが、とても味に貢献しているように思いました。
構成としては、カツ、タレ、ご飯の3つのみ! シンプルでありながら抜かりがない味で、出来立て付近の時間帯なら専門店に負けないくらいの本格的な味です。
専門店に訪れる時間がないような場合でも、本格的なタレカツ丼を気軽に味うことができるでしょう。
ウオロクのタレカツ丼
ウオロクも新潟で展開しているスーパーチェーンです。
ウオロクのタレカツ丼は使っている肉がロースカツなのが特徴でしょうか。購入したのは夕方に訪れて値引き販売されていたものなので、出来立てのものではなかったのですが、定価で税抜き398円と低価格なのがポイントです。
構成としては紅ショウガと薬味のネギが載っています。タレは予めカツとご飯に掛けられているので、どうしても作ってから時間が経っていると少しぺちゃとしてしまうというのがあります。
出来立ての時間帯に買うことができれば、より美味しく食べられるポテンシャルを持ったタレカツ丼と言えるでしょう。
タレカツ丼は専門店だけでなく、新潟の様々な場所で見つけることができます。卵とじのカツ丼とは違った魅力があり、奥が深いのが新潟のタレカツ丼です。皆さんも新潟を訪れたら、ぜひ食べてみてください。
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