1997年に初代PlayStationで発売された『moon』がSwitchでまさかの復活!?
リミックスRPGアドベンチャーゲーム
moonはコアなファンが多く、一時は中古市場で極端なプレミア価格がついていた伝説のゲームソフト。
「リミックスRPGアドベンチャーゲーム」という独特のスタイルでゲームを進めて行く。
ゲーム開始時点では伝統的なレトロRPGを模した展開だが、“本当のmoonの世界”で主人公はモンスターを退治するのではなく、人々と出会い、世界に散らばったラブを集める旅へと出ることになる。
MD(ムーンディスク)システムが斬新
moonは鳥のさえずりなどの環境音を除いては、BGMが鳴らない無音の世界を旅することになる。

だが、ある程度ゲームを進めると道中でMDを販売しているバーンという人物に出会う。
今でこそ、ゲームの楽曲を大御所のアーティストなどが出がけることも珍しくないが、moonでは幅広い音楽ジャンルを手掛けるアーティストの楽曲を自由に選んでゲーム中のBGMにすることができる。PS版では容量の関係でモノラルだったが、Switch版では全曲ステレオ化されているという。
ゲーム内容としてはあくまでも当時のテイストのまま。リメイクではなく原作に忠実な移植となっている。子供時代にPS1で遊んだことがある人もそうでない人も、現行機種のSwitchに移植されたことで手軽にmoonにまた触れることができるだろう。
ダウンロード版はNintendo Switchで1,980円(税込)。
その他、特典満載のパッケージ版や限定版のサントラも登場している。