「マリモ」という生き物をご存知だろうか? 北海道の釧路地方にある阿寒湖に生息する球状マリモが世界的に有名だが、かつてはその美しさや珍しさから乱獲が行われ、また自然破壊などによって生息数が減少しているという。
北海道の空港などで売られている瓶入りのマリモは人工的に丸められたもので、天然の球状マリモは捕獲が禁止されている。風向きや水質など様々な要因によって、あのような美しい球状に育つというが、解明されていないことも多く、神秘の生物と言えるだろう。
阿寒湖を訪れた

アイヌ文様でデザインされた遊覧船
筆者は実際に阿寒湖を訪れ、遊覧船で湖の小島に浮かぶ展示館を訪れた。遊覧船は湖畔の温泉街から1日に数便出ているが、多くの観光客が30分に満たない見学時間ですぐに見学を終える中で、一人小島に残り、数時間をマリモと過ごした。その情景を歌にしたのが「湖底に眠らるる -Symphony of Green- feat.Hatsune Miku 」である。
~歌詞~
白い波に映る 短い夏の戯れ
水のリズムに 頬寄せ眩しい
森の小島のラビリンスへ 風に吹かれて
湖底に眠る秘密 命が交わる青い世界
遠く深くに 蒼へと落ちてゆく
アレンジバージョンはこちら
この楽曲は結月ゆかりが歌うトランス風アレンジバージョンが下記サイトにて販売されているので、こちらも合わせてご案内させて頂く。