Native Instruments社の「KOMPLETE」のスタンダードグレードに含まれる「SCARBEE VINTAGE KEYS」のレビュー。
「KOMPLETE」は膨大な数の音源やエフェクトが膨れる膨大な製品なため、それぞれを聴いていくのは結構大変なのだが、「SCARBEE VINTAGE KEYS」に含まれる3つの音源のうち、「SCARBEE MARK I」は下位バージョンである「KOMPLETE SELECT」でも提供されている。
そのため、本記事では「KOMPLETE11」で新たに提供される2つの音源についてレビューする。
※以前紹介した「KOMPLETE 11 SELECT」全製品レビューはこちら
SCARBEE A-200
1960~70年代のロックやポップのジャンルで愛用されていた音色を再現しているという。甘くとろけそうな上品なサウンドは、ポップやジャズなどのジャンルでオシャレに活躍できそうな予感。
SCARBEE CLAVINET/PIANET
ホーナー(Hohner)社のクラビネットを再現した音源。1960年代後半以降のファンク、ソウル、レゲエ、ロックなどの分野で愛用されてきた電子キーボードのサウンド。メロディラインを奏でたり、イントロや間奏に使えそうな主張性のあるクラビサウンド。
KOMPLETE 製品の紹介
今回紹介した「SCARBEE A-200」「SCARBEE CLAVINET/PIANET」はNI社サイトから単品購入できる他、「KOMPLETE」にもバンドルされている。