Cubaseにはそれぞれのトラックやマスターチャンネルに適用できる様々なプリセットが付属している。
このプリセットはよく使われるようなエフェクトや音色などの組み合わせのようなもので、楽曲をスピーディーに完成させたり、制作のインスピレーションに役立てることができる。プリセットを適用する方法は何種類かあるが、意外と慣れていないとわかりづらかったりするので、一例として設定手順を紹介する。
なお、画面はWindowsのCubase Pro 10だが、バージョンやグレードで若干違う部分があるかもしれないことをお断りする。
手順1 トラックを右クリックして「トラックプリセットの読み込み」
通常は一番下にあるマスターのトラックを右クリックして「トラックプリセットの読み込み」をクリックする。
それぞれのトラックにプリセットを適用したい時も同じ手順。
手順2 次のウインドウの検索欄に「Mastering」と打つ
「トラックプリセットを読み込む」というウインドウが表示されるので、検索欄に「Mastering」と打つ。
ここには個別のトラック向けなど多数のプリセットが登録されているが、「Mastering」と打つことでマスタリング向けのプリセットが絞り込まれる。
手順3 楽曲のイメージに合わせて微調整する
ここまでの手順でマスタリング用のプリセットが適用される。
マスターチャンネルにCubaseで用意されたエフェクトが適用されているので、楽曲や好みに合わせて微調整する。